法事・法要について
浄土真宗は、宗祖親鸞聖人のお教えに従い、私たちが真実真理に出遇わせていただき、専ら人間らしく生きていくための教えを説いています。
お勤めする法事・法要は、すでにお浄土にお還りになられた方々を訪ね、それを機縁として今を生きる私たちが佛法を聞かせていただくことを旨としています。
したがいまして、おまもり、おふだ・おみくじなどの販売はしていません。また、祈願・祈祷のような儀式や作法を行うこともありません。
○法事(自宅)
ご自宅での年忌法要は、施主さまとの日時調整によりお勤めさせていただきます。
なお、ご自宅での法要が困難な場合は、お寺でお勤めすることを勧めておりますので気軽にご相談ください。
○法要(寺院)
年間事業計画にもとづき、以下に掲げる法要を本堂にて勤修しますので、ご門徒さん、信徒さんを問わずどなたでもお気軽にお参りください。
・修正会法要(正月元旦:一日一座勤修)
阿弥陀さまをはじめ宗祖親鸞聖人に新年のごあいさつを行うとともに、新しい一年をお念仏とともに生きる決意を新たにする法要です。
・八日講法要(正月八日:一日一座法要)
佛光寺の中興の祖である了源上人の祥月命日法要です。
・差向布教法要(三月中旬:一日一座勤修)
本山佛光寺から差し向けられた布教使を迎え、ご門主さまのお言葉を拝聴する法要です。
・報恩講法要(五月初旬:二日四座勤修)
宗祖親鸞聖人のご恩に報いる法要です。年間の寺院法要の中で最も大切な法要に位置付けています。
・孟蘭盆会法要(八月中旬:一日一座勤修)
お盆法要のことで、毎年8月14日に佛眼寺にてお勤めします。その後、ご希望に応じてご門徒さんや信徒さんのお内佛に参らせていただきます。
・永代経法要(十月下旬:一日二座勤修)
ご先祖を機縁として今を生きる私達が佛法をいただく法要です。
・その他の法要
和讃講法要、物故者追悼法要、御遷佛(入佛)法要のほかに、初参式、結婚式、葬儀式などを承っておりますが、事前に住職までご相談ください。
○イベント(参加料無料)
・聞法会(もんぽうえ)
佛眼寺本堂での法要が営まれない月(2月・4月・6月・7月・9月・11月)の最終日曜日、午前8時から1時間程度、聞法会(正信偈解読)を開催しています。
宗派を問わず、どなたでも参加いただけます。
・地蔵盆みんなの集い
こどもたちが成人するまでの間、『ほとけの子』として地蔵尊を讃えるつどいを毎年8月23日午後4時から地蔵堂前で開催しています。
本来、浄土真宗には地蔵尊を讃えるしきたりはありませんが、地域の慣習と要望により開催しています。
出し物としては、屋台・ゲーム・クイズなどがあり、主に小学生以下のこどもを対象としていますが、お年寄りや保護者の方々も参加できます。
・除夜の鐘撞き
過去一年間、自らの生き方を省みるため、毎年、12月31日の午後11時40分頃から除夜の鐘を撞きます。
どなたでも参加することができます。